Windows XP の「システム環境変数」と「ユーザー環境変数」のデフォルト値(初期値)を自分用に一覧にしてメモ。
「環境変数」の表示は「システムのプロパティ」の [詳細設定] タブから
下部にある [環境変数(N)] ボタンをクリックします。
「システムのプロパティ」起動方法はこちら→
【Windows XP】 「システムのプロパティ」の起動方法(表示方法)を色々
他のWindowsの一覧はこちら→
【Windows 10】 システム環境変数/ユーザー環境変数のデフォルト値一覧
【Windows 8】 システム環境変数/ユーザー環境変数のデフォルト値一覧
【Windows 7】 システム環境変数/ユーザー環境変数のデフォルト値一覧
【Windows Vista】 システム環境変数/ユーザー環境変数のデフォルト値一覧
値の確認は Windows XP Professional (32bit) からです。
一部、編集時とそうでない時で文字列が異なっている場合があります。
下の画像の場合は %SystemRoot%
から C:\Windows
に置き換わってます
表
1. | 変数名 |
---|---|
編集時の変数のデフォルト値(初期値) |
1. | TEMP |
---|---|
%USERPROFILE%\Local Settings\Temp |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\Documents and Setting\(ログオン中のユーザーアカウント名)\Local Settings\Temp |
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2. | TMP |
%USERPROFILE%\Local Settings\Temp |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\Documents and Setting\(ログオン中のユーザーアカウント名)\Local Settings\Temp |
1. | ComSpec |
---|---|
%SystemRoot%\system32\cmd.exe |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\WINDOWS\system32\cmd.exe |
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2. | FP_NO_HOST_CHECK |
NO |
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3. | NUMBER_OF_PROCESSORS |
値はCPUのスレッド数(論理プロセッサ数、または論理CPU数)によって異なる |
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補足説明 | |
IntelのCPU「Core i7-3770K」を例にすると、CPUのスペックは コア数4、スレッド数8なので スレッド数の「8」が「NUMBER_OF_PROCESSORS」の値になります。 |
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4. | OS |
Windows_NT |
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補足説明 | |
WindowsXP = WindowsNT 5.1 なのが由来 | |
5. | Path |
%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem |
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6. | PATHEXT |
.COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH |
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補足説明 | |
実行ファイルの拡張子 | |
7. | PROCESSOR_ARCHITECTURE |
値はOSが何bitかで異なる、32bitなら x86 |
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8. | PROCESSOR_IDENTIFIER |
(1) Family (2) Model (3) Stepping (4), (5) |
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補足説明 | |
(1) CPUの種類、OSのbit数で表記が異なる。 (2) CPUのFamilyの数字によって値が異なる。 (3) CPUのModelの数字によって値が異なる。 (4) CPUのSteppingの数字によって値が異なる。 (5) CPUによって表記が異なる。Intelだと GenuineIntel / AMDだと AuthenticAMD
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9. | PROCESSOR_LEVEL |
値はCPUのFamilyの数字が値になる | |
補足説明 | |
変数「PROCESSOR_IDENTIFIER」のFamily部分の値と同じになる。 | |
10. | PROCESSOR_REVISION |
CPUのModelの値(16進数表記) と CPUのSteppingの値(16進数表記) を組み合わせた値 | |
補足説明 | |
例えば変数「PROCESSOR_IDENTIFIER」でModelの値が「26」、Steppingの値が「5」の場合、 「26」を16進数に変換して「1a」、「5」も16進数に変換で「05」にし、 前後で組み合わせて「1a05」にしたのが変数「PROCESSOR_REVISION」の値になる。 |
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11. | TEMP |
%SystemRoot%\TEMP |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\WINDOWS\TEMP |
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12. | TMP |
%SystemRoot%\TEMP |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\WINDOWS\TEMP |
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13. | windir |
%SystemRoot% |
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補足説明 | |
上の値は変数の編集時のもので表示上は下記のように表示されていますC:\WINDOWS |