USBメモリで起動できる Ultimate Boot CD (UBCD)を
作ってみたので方法をメモ。
Ultimate Boot CD (UBCD)のダウンロード方法についてはこちら →
【フリーソフト使用】 Ultimate Boot CD のダウンロードとディスク作製
使用するUSBメモリは今回の場合、
実容量が最低600MBぐらいあるのをパソコンに挿し、
中見を空にしておきます。
この時、USBメモリに割り当てられた
ドライブ文字(C:やD:とかの部分)を
後々入力すので覚えておきます。
UBCDはiso形式のファイルで配布されており、
isoファイルはZIP形式などの圧縮ファイルように
解凍することができます。
isoファイルを解凍できるソフトは
LhaForge、Explzh、7-Zip、WinRAR などがあります。
今回、isoファイルを解凍して
出来た時のUBCDフォルダーの名称が ubcd527 だったので
そのままの名前で記事を書いています。
ダウンロードした時期によって
フォルダー名が変わってくるので
UBCDフォルダー(この記事では ubcd527 )を
その時のフォルダー名に読み替えてください。
isoファイルを解凍して出来たUBCDフォルダーを
Cドライブにまるごと移動します。
UBCDフォルダーはどこに置いてもいいのですが、
置いてある場所を後々入力する必要があるので
Cドライブにしておくと入力作業が楽になります。
コマンドプロンプトを操作して
起動用USBメモリ(ブータブルUSB)を作ります。
Cドライブに移動したUBCDフォルダー(この記事ではubcd527)を
ubcd527→ubcd→tools→win32→ubcd2usb
と辿って行き、ファイル ubcd2usb.cmd を実行すると
コマンドプロンプト(cmd)画面が表示されます。
次にコマンドプロンプトに半角で ubcd2usb と入力し、
続けてCドライブに置いたUBCDフォルダーの場所(パス)とそのフォルダー名、
刺しあてるUSBメモリに割り当てられたドライブ文字を
半角スペースで区切って下記のように入力していきます。
(UBCDフォルダーの場所と名前) の場所には、
今回記事の中ではUBCDフォルダー( ubcd527 )をCドライブに置いているので
c:¥ubcd527 と入力、
(USBメモリのドライブ文字) の場所には、
USBメモリに割り当てられたドライブ文字は
e を入力し、
後は半角スペースで区切ると下記のように入力することになります。
UBCDフォルダーを置いた場所や名前などで
正しく入力するのが難しい場合はUBCDフォルダー内まで移動して、
アドレスバーからパスをコピー(または「アドレスをテキストとしてコピー」)、
コマンドプロンプトに張り付ける方法もあります。
UBCDフォルダー内まで移動して
アドレスバーで右クリック、メニューから「コピー(C)」
または「アドレスをテキストとしてコピー(O)」でパスをコピー
コマンドプロンプト上で右クリック、
メニューから「貼り付け(P)」
UBCDフォルダーの場所と名前を含めたパスが貼り付けられます
必要な入力が出来たらEnterキーを押し、
処理が始まりますのでしばらく待ちます。
処理が始まると環境によっては下記のメッセージが入ります。
Accessing physical drive: アクセスが拒否されました。管理者権限が無い状態だと入るようです。
このメッセージが入っても特に問題は無かったのですが
気になる場合は ubcd2usb.cmd を右クリックのメニューから
「管理者として実行(A)」で実行して作業します。
処理が終わると
Bootable UBCD memory stick was successfully created
とメッセージが出るので
起動用USBメモリ作成はこれで完了します。
USBメモリ内には下の画像のように
データが作成されています。
今回の作成された容量
USBメモリでの起動はマザーボードが対応しているほかに
BIOSの設定やブートメニューからの操作が必要だったり
マザーボードの特定のUSBポートに挿さないと
起動できない場合もあるので注意。